
プロ野球初心者ガイド完全版【基本ルール&観戦ポイント】
※この記事にはプロモーションが含まれています。
こんにちは、ワクタカです!
「プロ野球を観戦してみたいけど、
何をどうすれば良いかわからない…」
「プロ野球のルールが
イマイチ理解できていない…」
と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、プロ野球観戦のポイントと基本ルールをざっくり理解できる記事を書きました!
- 野球のルールが分かる!
-
野球でこれまで聞きなれなかった
用語の意味が分かる! -
プロ野球観戦をより楽しめる!
行きたくなる!
本記事では、野球でよく聞く単語も解説していますので、
「バント」ってなに?
なんで点が入らなかったの?
なとといった野球に関する「??」が解決して、野球の魅力が分かります!
ぜひ最後までご覧ください!
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プロ野球ってどんなリーグ?
日本のプロ野球は「NPB(日本野球機構)」が運営するトップリーグで、全部で12のチームがあります。
セントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制を採用し、どちらのリーグでも優勝を目指して熾烈な戦いが繰り広げられます。
レギュラーシーズン:
3〜10月頃にかけて、各チームがリーグ優勝をかけて143試合を戦います。クライマックスシリーズ:
各リーグ上位3チームがポストシーズンを勝ち進み、日本シリーズ出場を目指します。
リーグ2・3位のチームが優勝チームを倒する”下剋上”が見られることも!日本シリーズ:
セ・パそれぞれの勝者が激突し、日本一を決定する勝負!

プロ野球のスケジュールの概要図
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野球の基本ルール・ポジションを解説
それでは、野球がどんな競技かを、ルールやポジションの解説を通じてお伝えします。
野球ってどんなルール?
野球はどういう競技か?をほんとうに簡単にまとめると、
ボールをバットで打つことで、
より多くの得点を生んだ方が勝ち!
です。より詳しく、以下の画像を使って説明します。

プロ野球のルールの概要図
ヒットってなに?
ボールを投げる人(ピッチャー)によって投げられたボールを、打つ人(バッター)がバットを使って打ち返します。その結果、以下の条件が揃えば安打(ヒット)です。
- ストライクカウントを3つ、ボールカウントを4つ取られる前に、打球をフェアゾーンに飛ばす
- 相手の守備をしている選手に、ダイレクトでボールを捕られない
- グラウンドにバウンドした打球を守備側が処理し、塁(ベース)に触れる前に打者が走って到達する
さらに、打球がより遠くへ飛ぶと打者は次の塁を狙うことが出来ます。これにより、二塁まで到達したヒットを二塁打(ツーベース)、三塁なら三塁打(スリーベース)となります。
また、外野の先のスタンドまで遠く飛んだ場合は本塁打(ホームラン)となります。
(動画の出典;SPOTVNOW 公式Youtubeチャンネル)
日本を代表するバッターといえば、鈴木 誠也 選手(現 MLB カブス所属)。
年末年始のバラエティ番組の姿が話題ですが、
歴代屈指の活躍を日米で見せています。
野球で勝つためには?
また、野球の特徴は9人で行うことにあります。つまり、バッターも9人いて順番に打つことになります。
したがって、あるバッターがヒットを打ってランナーとして残り、次に別のバッターがヒットを打つことでランナーは一塁⇒二塁⇒三塁⇒本塁の順に進むことが出来ます。こうして本塁を踏んだ数が得点数になります。なお、ランナーに対するアウトのなり方は別のルールがありますが(タッチアウトなど)、ここでは割愛します。
したがって、野球で勝つために必要なのは、
1点でも多くの得点をあげる!
- ヒットなどで塁に出ること(出塁力に優れる)
- 塁に出たランナーを本塁まで進め、
得点を挙げること(長打などでの得点力に優れる) - 本塁までより速く確実に、
走塁で到達することが出来る(走塁力に優れる)
1点でも相手の得点を防ぐ!
- 相手にヒットを打たれないボールを投げること(投手力に優れる)
- 相手が打ったボールをより確実に
アウトにできる守備をすること(守備力に優れる)
なんです。
これらの役割を果たせるのが良い選手であり、勝つために必要になってきます。
(動画の出典;福岡ソフトバンクホークス 公式Youtubeチャンネル)
野球のポジションを簡単に解説!
先程の勝つために必要な役割に着目しつつ、野球のポジションを解説していきます。

野球のポジションの概要図
1番:ピッチャー(投手)
ボールを投げる選手です。
極論、ピッチャーが1点も取られなければチームは少なくとも負けません。それほど、ピッチャーの役割は重要で、優勝しているチームはこの力に優れています。
ピッチャーの分類
- 先発投手(スターター);試合の最初から投げる人です。長いイニング投げて失点を少なく抑えることが求められます。勝てる投手は”エース”と呼ばれていきます。
- 中継ぎ投手(リリーバー);試合の途中から出てくる人です。勝っている状況下でリードを保つ・負けている中で流れを変えるなど役割は様々です。
- 抑え投手(クローザー);僅差で勝っている時に試合を締める人です。チームの勝敗に関わるポジションなので、強い精神力が求められます。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
全てがハイレベル。
2番:キャッチャー(捕手)
ピッチャーが投げたボールを捕る選手です。
どうやってバッターを抑えるかを、ピッチャーとコミュニケーションを取りながら組み立てていく必要があります。”守備の扇の要”と呼ばれ、投手力を高めるために不可欠な存在です。
また、グラウンドが全体見渡せるため、守備の指示などを出したり、ランナーの走塁を食い止めたりする役割も担います。ある意味、頭がよくないと出来ないポジションといえます。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
甲斐 拓也 選手(現 読売ジャイアンツ)の
二塁への送球集。
次の塁を盗もうとするランナーを刺してきたことから、”甲斐キャノン”と呼ばれている。
3~6番:内野手
一塁・二塁・三塁といったベースの近くで守備を行う選手です。
役割が以下のように明確に分かれており、各々の連携も重要です。また、ピッチャーを励ますなどの声掛けなども大事です。
内野手の分類
- ファースト(一塁手、上記画像の3番);一塁近くに位置します。その他の内野手からの送球を捕ることが最も多く、捕球能力が必要です。一方で比較的動かないポジションなので、プロ野球ではバッティングが重視されやすいです。
- セカンド(二塁手、上記画像の4番);基本は一塁と二塁の間に位置します。守備として絡む機会が多く、守備力が重要視されます。特に守備範囲の広さが求められることから、比較的俊足の選手が多いです。
- サード(三塁手、上記画像の5番);三塁近くに位置します。一塁までの距離が最も遠いため、肩の強さと正確な送球が守備では求められます。また、一塁と同じくバッティングでの貢献も大きく求められるポジションです。
- ショート(遊撃手、上記画像6番);基本は二塁と三塁の間に位置します。セカンドと同じく守備に絡む機会が多く、かつ肩の強さと送球の正確さも求められます。守備力の高さもそうですが、かなり高い身体能力が求められるポジションです。
(動画の出典;【球団認定】カープ全力応援チャンネル TSS)
日本プロ野球の中で、
別格の内野守備を見せているのが、
セカンドの菊池 涼介 選手と
ショートの矢野 雅哉 選手(いずれも広島東洋カープ 所属)。
7~9番:外野手
ベースよりも外の範囲、外野で守備を行う選手です。
ポジションの分類こそ決まっていますが、内野と比べると役割分担はチームによって異なることが多いです。しかし、本塁へ直接送球することもあり、いずれの選手も強肩が求められます。
外野手の分類
- レフト(左翼手、上記画像の7番);3人の中では比較的動かないポジションなので、プロ野球ではバッティングが重視されやすいです。
- センター(中堅手、上記画像の8番);レフトとライトの間に位置します。守備範囲の広さが求められることから、比較的俊足の選手が多いです。
- ライト(右翼手、上記画像の9番);肩の強さがアドバンテージになるポジションで、強肩の選手が置かれやすいです。本塁への送球が強い場合、”矢のような送球”の意味合いを込めて、「レーザービーム」の愛称がつくことが多いです。ちなみに、イチロー選手の送球がきっかけで呼ばれました。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
レーザービーム集。
指名打者(DH)
守備を行わないで、バッティングに専念する打者のことです。
本来は上記の9人がバッティングも行うため、ピッチャーも打つ必要がありますが、指名打者制を導入するとピッチャーの代わりに指名打者が打順に入ることになります。
日本のプロ野球では、パ・リーグのみが指名打者制を導入しています。セ・リーグでは投手が打席に立つ必要があります。
ちなみに、現在は先発投手が指名打者を兼務することが出来ます。このルールのきっかけとなったのは…、あの”大谷 翔平” 選手です。
(動画の出典;SPOTVNOW 公式Youtubeチャンネル)
大谷 翔平 選手は「投手 兼 DH」として
出場しています。恐ろしすぎる…。
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この単語どういう意味?ルールを解説
試合観戦をするとき、気になる単語がいくつか出てくると思いますので、厳選して解説します。
1.ファウルボール(Foul Ball)
ファウルラインの外側(フェアゾーンではないところ)に打球が飛んだ場合。
打者にはストライクが1つ加算されます(2ストライクですでにストライクが2つの場合でもアウトにはならない)。
ファウルフライ(ファウルゾーン内で野手がボールを捕った場合)は打者アウト。
したがって、2ストライクからファウルで粘り続けることも可能で、一つの戦術といえます。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
ファウルで粘った末に出塁すると、
ピッチャーへのダメージは大きいです。
動画内のバッターは中島 卓也 選手(現 北海道日本ハムファイターズ 所属)。
2.バント(Bunt)
「強くスイングせずバットを寝かせて、ボールを当てるだけで小さく転がす戦術」。
基本的にはランナーを次の塁に確実に進める作戦で使われます(送りバント)。ただし、稀に俊足の選手がヒットを狙うために使うこともあります(セーフティバント)。
2ストライクの状態でバントしてファウルになった場合は三振扱いになります(バントファウルの三振)。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
俊足の選手の見どころの一つです。
3.盗塁 (Stolen Base)
投手が投球動作に入った隙に、走者が次の塁へ一気に走り込むプレー。
成功すれば一気に得点圏へ進めたり、相手守備を動揺させたりする効果があります。
その分、失敗(=盗塁死)するとアウトになりチャンスを潰すリスクも。
(動画の出典;パ・リーグTV 公式Youtubeチャンネル)
俊足の選手が盗塁を決めると、
内野ゴロでも本塁まで進むケースもあります。
動画の周東 佑京 選手
(現 福岡ソフトバンクホークス 所属)は
プロ野球界でも屈指の俊足、走塁技術を持ちます。
4.ダブルプレー(Double Play)
1回の打球やプレーで2人の走者・打者をアウトにすること。
例:内野ゴロを取った野手が素早く2塁→1塁と送球し、二人を同時にアウトにする。
手堅い守備の象徴であり、守備側を大きく助けるプレーです。
5.サヨナラ(Walk-off)
試合の最後で、ホームチーム(後攻)が決勝点を入れてそのまま試合終了になること。
例:同点で9回裏にホームランが出て勝ち越し→即終了。
「勝利を決めてみんなで喜びながらグラウンドを去る」イメージで「サヨナラ」と呼ばれます。
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初心者におすすめのチームの選び方
「地元だからこそ熱狂的に応援できる!」という選択や、「好きな選手の在籍チームを応援したい」など、選び方はさまざまです。ここでは、これからプロ野球を観に行きたいという方におススメの、チームの選び方をお伝えします。
1.まずは近くのスタジアムを探してみよう!
身近にあるスタジアムにまずは行ってみましょう!
初めて観る野球の臨場感は、テレビでは味わえない”ワクワク”、”タカぶり”を体験できます。
ワクタカスポーツでは、各スタジアムに関する記事を随時更新中です。
2.推しの選手を見つけてみよう!
侍ジャパンなどで気になった選手を一回見てみたい!という理由でチームを見つけるのも良いかと思います。”推し活”も増えてきています!
ワクタカスポーツでは、各チーム・選手に関する記事を随時更新中です。
3.ビールや球場グルメ・地元グルメを堪能してみる
各スタジアムには、選手がプロヂュースしたオリジナルグルメや、名物の球場グルメなどがあります。また、各地方にある地元B級グルメを食べに行くためのチーム選びも良いと思います!
ワクタカスポーツでは、スタジアム周辺のグルメに関する記事を随時更新中です。
なお、スポーツ観戦って何が面白いの? について、全体の流れを解説したこちらの記事もぜひご覧ください!
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まとめ
最後に、紹介した内容をおさらいしましょう。
- 野球で勝つには、多くの役割が求められる!
- バント・盗塁も得点をあげるための戦術
- ルールや選手を知った上で観戦すると、より楽しくなる!
この記事を読むことで、少しでも野球観戦がより楽しめれば幸いです。
また、野球観戦に行ってみたくなった方はぜひ「ワクタカスポーツ」を活用ください!
ワクタカスポーツでは、スポーツ観戦体験の流れをさらに3段階に分けて解説しています!
- ステップ1:試合日程の決定~チケット確保~交通・宿泊の手配
- ステップ2:当日に必要な持ち物・服装などの準備
- ステップ3:試合後のグルメや温泉、観光、思い出のシェア
さらに【ステップ1】【ステップ2】では、準備用のチェックリストを載せています!
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チェックリストの例(詳細は以下ページにて!)
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なお、加入方法などについてはこちらの記事でまとめています!